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トイレの温水便座は電気製品です。火災になることも。点検するポイントは? [生活]

温水便座は1991年から普及し始め、現在では70%を超えています。
この普及率は個人宅もちろん。
公共施設や学校などでも普及していることを意味していますね。

忘れてはいけないのは、温水便座は電気製品だということです。
使い方や設置のしかた、加えて点検がおろそかだと火災を出すこともあるのです。

温水便座から出火したであろうという火災も、2008年から52件発生しているそうです。
yjimage15.jpg
http://www7a.biglobe.ne.jp/~fireschool2/d-A1-38-3.htmlより引用

1998年の事例
タイマーによって夜間は電源が切れるが、座ることで電源がONになるタイプの便座。
原因は正しい取り付け方がされていないためで、配線の集束ユニットに負荷がかかり、加熱出荷したもの。

1999年の事例
便座のシーズヒータの接続部の配線が断線していて、スパークにより樹脂部に着火した。

2007年の事例
便座を温めるヒーター線の一部が断線していた。

TV番組の中で原因と考えられることが紹介されていました。
・原因は便座の開閉カバーに繋がっているコードの断線(カバーを力強く開閉することによって断線の危険)
・便座が割れている、便座のクッションが取れている⇒便座の中にコードが入っているのですが、便座の破損によって断線の危険
・コードを束ねている⇒高温から発熱する可能性

2016年2月9日に愛知県で起きた火災は便座部分が大きく燃えている。
便座は20年以上経過しているという。
日常の点検も必要なのですね。

それからメーカーからのリコールされた製品ということもあります。


以前は配線も難しくて、業者任せで設置していました。
ところが、近年では設置方法も簡単になり、素人の個人で設置できるようになってきています。

最新の温水便座の人気ある製品は
http://www.amazon.co.jp/gp/search/ref=as_li_qf_sp_sr_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&index=aps&keywords=%E6%B8%A9%E6%B0%B4%E4%BE%BF%E5%BA%A7&linkCode=as2&tag=ruinei46-22

上記の考えられる原因の他にまだ注意しなければいけないことがあります。
・コードがねじれていたり、踏まれていないか
・便座が温まりにくい、又は熱くなりすぎる
・操作部のシールのはがれ

こんな時も断線や漏電の危険性があるそうです。
危ないかなと思いましたら、メーカーに相談することが賢明かもしれません。
ご自分で設置したからといって、分解するなどは返って火災を招くことになるこもしれませんから。
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